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四字熟語泰然自若

トロぬら四字熟語

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泰然自若

(たいぜんじじゃく)

 「泰然」と「自若」は、ほぼ同じ意味
 「泰」この文字には、無変化、悠々、安定などの意味を持つ文字。「然」は、現在の事象を肯定する意味がある。熟語の一部となることが多く、単独で用いられることはほとんどない。つまり、「然」が後部に付き、前部の文字の意を肯定する。要するに、強調する。「全然」とある時は、「全くそのとおりである。」となる。したがって、「泰然」とは悠然とし動じず、ゆったりとしおおらかな様である。
 「自若」の「若」は肯定だけの意味として使用される。「従」の意味があり、前部の文字の通りである。前部
ごとし。となる。「自」は、アジア的一人称と考えていいだろう。つまり、絶対的一人称のことだ。そうすると、自然そのものも「自然」と言う一人称が成り立つ。
「泰然自若」となると、悠然と動かず、刺激、雑念、風評にとらわれ自己を曲げることのない様を言う。
 本来、褒め言葉として用いるが、この境地に至らない者に対してこの言葉を用いると、それは、嘘であるから、悪口となる。ゴーイングマイウェイ。空気読めない。的な扱いとなることもあるようだ。

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