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四字熟語大願成就

トロぬら四字熟語

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大願成就

(たいがんじょうじゅ)

 大願とは仏教用語である。御仏が衆生を救おうとする願いである。
 しかし、これは本来語であって、我ら小民の願いもまた、大願であっていい。なぜなら、自他に思いが等しくないからである。なにも、世界平和、病苦根絶など大それたことが大願とは言わない。
 したがって、個人レベルでは、マイホームや結婚、異性を射止めたいことは無論、日々の願いであっていい。これら願いが成し遂げられ、なおかつ、実ることを大願成就と言う。要は願いの大小ではない。つまり、婚姻が大願であれば、子を産んだことが成就である。
 まして、大願の成就を神仏に祈る(願う)際の賽銭も同様である。10円100円は話の土俵に登ってはいけない。この額の賽銭は、仏でなく、神に対する「礼」であって、初詣などでは、去年の安寧に礼する行為であらねばならない。なぜなら、こうして、初詣がでる身体であることがその証明であって、礼せざる気持ちがあろうはずない。
 なら、万円札、小切手などはけしからぬ無礼に違いない。

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