本文へスキップ

四字熟語四面楚歌

トロぬら四字熟語

ネットでお小遣い
  おススメの 中古パソコン    koboで 青空文庫 が読める
四面楚歌

(しめんそか)

 自分の存在空間を平面とするなら、前後左右、つまり、自分の全周囲が、自分の思考とは違い、互いに受け入れがたい状況。あるいは、自分の全周囲が自分にとって著しく不理な状況を言う。自分一人が味方がなく孤立していると考えていい。会議で、自分の考えにsん制するものが一人もいない状況も四面楚歌に当たる。家族の誰ひとり理解者がいない状況も。
 元ネタは中国の故事にある。
 中国大陸に「楚(そ)」と言う国家があった。この国を祖国とした、人物「項羽(こうう)」の敵「漢」の「劉邦」の軍に囲まれた。この時、劉邦は深夜、自軍(漢軍)兵隊に「楚」の国家を歌わせた。これを聞かされた項羽は、周りの漢軍内に祖国の楚軍が下って(寝返って)しまったと早合点し、嘆き、戦意を喪失してしまた。これにより、戦いに敗れた。
 四面から楚歌が流れている状況である。

<<索引へ戻る>>