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トロぬら四字熟語

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画竜点睛

(がりょう(りゅう)てんせい)

 竜(龍)は空想上の生き物。中国人は古くから畏敬の念を持って竜を扱う。日本には、琉球王国を経由して伝わったとされている。沖縄県に残されている竜や竜をあしらった絵画の指は4本であり、中国の龍より指の数が少ない。当時、中国王朝への敬意を示すために差をつけたと考えられている。
 竜は空想上の生き物であるがゆえ、絵画、彫刻等美術品しか存在しない。  これらの作成時、最後の工程として、「目」を入れる。
 つまり、目が完成したら、それらの完成を意味する。転じて、重要なことがら行いの最後の行為を言う。
 麻雀の難しい役を上がったるための最後の自摸(つも)や振込貰いのパイを言うこともある。
 ゴマすりとして、宴会の席上、上役の最後の締めを指すこともある。周りも、本人が若い時もアホらしと知りながら、その場にある本人はそれでも嬉しいらしい。私は最後までその喜びを理解するこたはなかった。
 「竜」は、「りょう」でも「りゅう」でも良い。
 「点」は「天」、「睛」は「晴」ではない注意せよ。そもそも目偏と日偏で違っている。「睛」は目」。「瞳」のこと。
「天晴」は雨天から晴れ上がった晴れのこと。

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