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トロぬら四字熟語物我対立

トロぬら四字熟語

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物我対立

(ぶつがたいりつ)

 四字熟語として定着は見ない。

 夏目漱石による東京美術学校学生に対する訓話を、本人が、再編し文章として出版された「文芸の哲学的基礎」で使用された言葉である。
 趣旨は、自分と自分以外の遍く物体(ここでは、公聴している学生)は、後の「一般相対性理論」で科学的な考察が進んだ、絶対存在と相対存在の関係にあるとしている。
 特に、「人間」と言う存在は確かにある。と言えるが、「我」については疑わしい。また、「私」と言う存在は「意識の連続減少」と説いている。

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