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琉球を統一する尚巴志王

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この島は沖縄本島の中心を北、東シナ海に雨がぶ「伊平屋島」じゃ。伊平屋島空撮

現代ではそう遠くない島じゃが、昔は孤島じゃ。

ここで育った一人の若者が、3つに分裂していた琉球を統一したんじゃ。

その若者の父親の暮らしは大変じゃった。故郷や逃げのびた
今帰仁(なきじん)のちでは履くがされていたのじゃ。

昔の話じゃ。

沖縄本島の北の海に伊平屋島っちゅう島がある。

伊平屋島の場所

この島じゃ。ここに「我喜屋(がきや)」っちゅうところがあってな、
ここに働き者の若者「屋蔵大主(やぐらうふすー)」が住んでおった。

この若者の話ではない。

屋蔵大主が伊平屋島の役人になった。彼は、この島を頻繁に襲う干ばつ
がもたらす飢餓に備えをしておった。

それは、島内の備蓄倉の米の籾(もみ)と蓄えることじゃ。

何で、米をモミのままで蓄えたかちゅうと、籾じゃったら、精米して食べることもできるし、植えることもできるからじゃ。

干ばつは恐ろしい災害じゃ。島内の稲が全滅するから、次に植える籾をなくなるんじゃ、こんな時は、危険を冒して、本島へ植え付け用の籾をもらいに行かにゃあならん。

離れ孤島じゃから、もし、植え付け用の籾の調達を失敗したら、その年は稲がないんじゃ。たいへんじゃ。

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ある年、また過酷な日照りが続いて、田畑に水が必要な時期じゃちゅうのに雨が降らん。干ばつじゃ。

干ばつ

見渡す限りひび割れの乾燥地獄じゃのう。
島中がこの状態じゃ。みんな飢え死にしてしまう。

屋蔵大主は、「この干ばつじゃ、農作物は全滅じゃな。備蓄倉の米で飢えをしのぐしかないのう。」

そう考えた。まっ、この備蓄米はこの時のための米ジャから、それを使えばいいのじゃが、今度の干ばつは、大干ばつで島内には全く食べるものがない状態になってしもうた。


倉

これが、沖縄の昔の備蓄用の倉じゃ。高床になっているのは、
地表の湿気とネズミ対策じゃ。熱帯、亜熱帯地方には大抵
これと同じ倉を見つけることができる。
頻繁に出入りする建物ではないから、階段は粗末じゃ。
この階段は、普段はない。役人が持っちょる。
伊平屋島の役人だった、屋倉大主もこの階段を
保管しておったのじゃろうな。

「この備蓄米はたくさんあるが、島民に自由に与えるわけにはいかん。
なくなってしもうたら、飢え死にで全滅じゃから、少しづつで我慢
してもらうしかないのう。」

そう考えた屋倉大主は島民に少しづつ分け与えた。


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伊平屋島は干ばつがなかったらこんなに実り豊かな島なんじゃ。

実り

屋蔵大主はな、本当はもっとたくさんの米を
飢える島民に分けたかったんじゃ。

しかしな、次に米が取れるまではなんとか、全員食いつないで
欲しかったんじゃ。島民が可哀想だなとは思っていたが、
我慢させたんじゃ。

ところが、島の若い連中は、そうはいかん。腹減って毎日泣いとった。
泣くばかりで、仕事もせんのじゃ。

「ああ、腹一杯、飯を食いたいなあ。」

腹をしかす者は悪いことしか考えん。
島の若者は悪いことを企(たくら)みよった。

「この倉には米は沢山あるのに、もっとたくさん分ければいいのに。」

「こんな少しの飯じゃ、仕事ができん。あいつが生きているうちは我慢せにゃならん。もっと、一杯食って、腹いっぱいになりたいわ。
あいつを闇討ちで殺してしまおう。」

「ドケチは死んでまえ。」


屋蔵大主は働き者じゃ。腹減ってても朝から晩までうんと働いた。

夜になった。屋蔵大主はいつものように、すっかりくたびれた体を
休めるためにぐっすり眠りよった。

腹を空かした島の若者が殺意を抱いたその晩じゃ。

屋蔵大主の夢に白髪の爺さんが出てきた。「夢見」じゃな。
その爺さんが神様かどうかはしらんが、  屋蔵大主は神様と思いよった。

神

その夢で、神様が

「お前はこのまま、この島で暮らしおったら、命が危うい(あやうい)。
脱出せい。ええか。
わしが、脱出用の船を用意してある。その船で直ちに
脱出作戦を挙行せよ。わかったら即かかれ!」

「ハイ、サー(沖縄の方言ではない。)!ラジャー。直ちにかかりす。」


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でもな、ちょっと待て。

この話は嘘くさい。
だいたい、人が見た夢の話をどうやて後世に伝えるんじゃ?
屋蔵大主がペラペラ自分の見た夢の話をしたんかのう?
全く変な話じゃから、わしは作り話じゃと思うちょる。

まあ、ええ。続けよう。

小舟

夢のお告げを聞いた屋蔵大主は飛び起きよった。
大急ぎで走って浜へ行ったら、お告げのとおり船があった。

「これは、本当のお告げじゃ。逃げねば!」

何日かで今帰仁(なきじん)に着いた。

そこでしばらく住んでいると、また命が狙われた。

ひょっとしたら、屋蔵大主はいい奴じゃなかったのかもしれんな。
普通に暮らしておったら、殺されたりせんからなあ。

なんか人から恨まれることをしとったんとちゃうかなあ。


今の今帰仁(なきじん)の港はこんなんじゃ。

今帰仁港

ここは、別荘地じゃ。ほんどの湘南の別荘ちみたいのもんかな。
ええとこじゃ。沖縄じゃから暑いけどな。

でな、命を狙われている屋蔵大主はまた「夢見」した。

嘘くさいけど、まあええじゃろ。話が進まんからな。

夢の神様が言うた。

「お前はこのまま、ここに住んでいたら命が危うい。ここから舟を出して西崎、残波崎、那覇の崎、糸満の崎、喜屋武崎の5つの岬を巡って着いたところがお前の安住の場所じゃ。そこしかない。行け!」

そう言うた。意味わからんのう。いったいどなえせえちゅうんかのう。


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嘘かどうかは置いといて、屋蔵大主は5つの岬を巡った。

これは大変なことじゃ。今帰仁(なきじん)からは、グルーっと
本部半島(もとぶはんとう)を回ってひたすら、西へ舟を走らせにゃあならん。

そうして、「佐敷(さしき)」に着いた。

佐敷

佐敷はこんなところじゃね。自衛隊の写真かな。

屋蔵大主なそこで毎日魚を獲ってそれを売りながら暮らしおった。

もう、長いあいだ本筋から離れてるので、確認しよな。

この話の主人公は「屋蔵大主」ではない

忘れてたじゃろ?


屋蔵大主が佐敷で暮らし始めた頃、佐敷按司(あじ。江戸時代の本土
の「藩」の殿様みたいなものかな)には娘はいたんじゃが後を次ぐ男の子がおらんかった。

当時はどこの国も、後継は男になってたのじゃ。琉球も同じじゃ。

そこで、娘の婿になる男を探しよった。その方法は、占いじゃ。
「三世相(さんじんそう)」と言う占いしに占ってもらった。

占い

国の偉い人が頼んで、その言うことを聞くんじゃから占い師は偉そうにしてたんじゃろうな。ボロ儲けやろな。今と同じじゃ。

三世相と言う占い師は男か女かは知らん。胡散臭いとは思わんかったのじゃろな。細木数子みたいなもんかな。でもこのひとは、テレビで知らんくせに適当な事ばかり言って、「女はかしわでを打つのは御法度。」と
ゆうたときは神道関係者からフクロ叩きにあってたな。(暴力とちゃう。炎上じゃ)

ま、とにかく、細木数子よりマシな占い師が言うたのは

「いつ何時の(この日がいつかは伝わっていないんじゃ)の朝六時頃
(これも疑わしい。琉球の時刻に朝6時とかはない。半端な時刻じゃ。)
にそなたの家の門前を通る者を婿にせよ。」
と言うた。


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もうすでに分かってる通りの筋書きじゃ。

佐敷城

占い師と仰せのとおり、その日の朝の6時に佐敷按司の家来たちが
佐敷城門でとおり人を待っておった。

そこへ登場したのは、もちろん屋蔵大主じゃ。

その日朝6時きっかりに屋蔵大主が城門の前を通りかかった。

ここで、問題がある。

屋蔵大主は以前から、「夢見」が得意技で、危うい時は夢の神様の
お告げ貰ってたんじゃから、偶然とは思えん。わざとらしくないかい?

だいたい、屋蔵大主がそんな幸運な夢を見る理由説明が全然
ないのじゃ。じゃから、いくら昔話、伝説とはいえ、屋蔵大主が
唐突すぎるんじゃ。嘘でもええから、彼の夢見がいい理由ぐらい
付けといて欲しかったな。


別の言いでは屋蔵大主は毎朝、魚売をするために毎朝6時に佐敷城門前
を通っていたらしい。
この行いもお告げかもしらんが、それはわしの想像じゃ。

当時の佐敷城の図面が残されている。

zumenn

待ち受けていた家来が通りかかった屋蔵大主を捕らえて城内に
引きずり込んだ。そして、佐敷按司に面前に連れられたんじゃ。


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佐敷按司は目前に控える屋蔵大主の姿が酷く貧相な漁師の風体
であったため、気が進まんじゃった。

しかし、偉すぎる大占い師の三世相が言うたことじゃからしかたなしに
屋蔵大主に言うた。

「お前は占いにより、当家の婿になることに決まっておる。」

無題

それを聞いた屋蔵大主はぶったまげた。(本当かな?)

「私は、下層の身分の出となってしまいましたから、あなた様の婿になることはできません。」と言って断りよった。

佐敷按司は「ラッキー」と言うた。

「占いではお前が私の娘の婿になる者となっているから、婿になりなさい。」と言った。

屋蔵大主は大変驚いて「私はもう下層の身分から出ていますから、あなた様の婿になることできません。」と断った。


 

気が進まない佐敷按司は、屋蔵大主の断りを喜んだはずじゃ。

「実にラッキー。いくら占いの結果とはいえ、嫌がるものを無理くり婿
にはできん。嫌ならしゃーない。」

そう思ったが、そこへ当の娘がしゃしゃり出てきよったのじゃ。
うまくいきそうなのにぶち壊しじゃ。

娘が宣もうた。(のたもうた)

「この人を私のお婿さんにしてください。」

あんまり強く望んだので、オヤジの按司も渋々屋蔵大主を娘の婿
にしたのじゃ。

無題

ええ男じゃたのやろうの。


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この話はここでおしまいじゃ。最後の最後にやっと、「琉球統一王」
の話になるが、まだこの時は生まれておらんのじゃ。

王の両親の話じゃったのよ。

この屋蔵大主と佐敷按司の娘から生まれた子どもが琉球統一王じゃ。

当時の琉球は「北山(ほくざん)」、「中山(ちゅうざん)」、「南山(なんざん)」
と呼ぶ、三山に分かれていたんじゃ。

これを統一したこの子の名前を「尚巴志王」言う。

父親の屋蔵大主は、佐銘川大主だったのじゃ。

はっきり言ってよくわからん話じゃが沖縄の天下人の言い伝えじゃ。

無題

水墨画が残されておる。

めちゃめちゃ偉そうじゃな。本土の歴代将軍様とは迫力がまるで
違うの。

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