沖縄の昔話やネタを紹介します。

与那国島の猫小(まやぐぁー)

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与那国島っちゅー遠い島の昔の話じゃ。

猫の恩返しじゃな。

与那国島はこんな島じゃ。紺碧の海ちゅーんじゃ。

与那国島空撮

 

この島にな、オジイが一人で住んでいる家があった。
贅沢もせんと、コツコツ働いておった。

この島にはな、「ヤシガニ」がようけおる。
これは「カニ」というが、本当はヤドカリの仲間じゃ
大きいでの、貝殻を背負っとらん。けど爪が恐ろしいほど強いんじゃ。
ボールペンなんか簡単に破壊しよるで。

このヤシガニに猫が襲われての、その猫をこのオジイが助けよった。

そこからこの話が始まるんじゃ。

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昔、与那国島の租納に一人ぼっちで住んでいるオジイがおった。
そのオジイは大川加仁という。
オジイが薪をと二人山を登った時のことよ。
薪を集めておったら、妙な猫の声が聞こえてきた。

ねこ

 

 

 

 

オジイがその声の主を探したんじゃ。
そうしたら、アホ猫がヤシガニの穴に足を入れて四モータみたいでな、ヤシガニの強い爪で挟まれちょるのよ。
猫は自分で離せんで痛いわ、辛いは困り果てて泣いちょった声じゃったのよ。
「ほら、いたいのー。助けちゃる。ホレ!」

ちゅーて、ヤシガニの爪を薪割りの刀で切り落としてやった。
助かった猫は橋を引きずり引きずり森に入って行きよった。
オジイは大したことじゃないんで、気にせんで薪集めを再開して、
そんなことも忘れて家に帰ったんじゃ。
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山で猫を助けたことをすっかり忘れていたオジイが家に帰ったらな、
山で聞いたあの猫と同じ声が家のなかで聞こえるんじゃ。
「ミューウ」
猫2
オジイは声のする方を探してみた。
「ミョーウ」
「また聞こえよる。どこじゃどこじゃ」
「可愛らしいワイ。お前どーやってここえきたんじゃ?」
足アガヨーせなんだか?
ワシも一人で寂しゅうしちょるで、ここで仲ヨー
一緒に暮らそうな。」
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何日か過ぎた。
オジイは役人から、島の人頭税の米俵を八重山まで運ぶ手伝いをしれと命令されよった。
八重山空撮
オジイは仲良しの猫に
「わしが帰ってくるまでおりこうに留守番しれよ。」
ちゅーて猫にしばしの別れをゆうーた。
オジイは船に乗り込んだ。
そーしたら、なんと、船底から
「ミューウ」ちゅーんじゃ。
「アイ。留守番しちょれちゅーたのに、いつの間に来酔ったんじゃ。」
オジイはビックリしとった。
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船に猫がおるのはえらいこっちゃ。
だから、オジイは猫を家に連れて帰るちゅーて時間をもろうてあわてていええ帰ったんじゃ。
「オイ。可哀想じゃがな、猫は船に乗れんのじゃ、不吉じゃからな。
皆も困るで、留守番しててくれ。ちょっときま我慢しとけよ。
ちゅーて、可愛そうだけど柱に猫を縛り付けて出かけた。
船はオジイが乗り込むとすぐに東に向けて出航した。

帆掛け舟

 

 

 

 

 

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もうちょびっとで石垣島に着くところまで船は来とった。
「ミョーウ」
また船底から聞こえよる。
もう、ここまできたので引き返せんし、安全に航海もしちょるで、
そのままにして石垣島を目指した。
石垣島
船はなんともなく安全に到着した。
オジイは米俵を蔵元に引き渡す用事を済ませて、猫と一緒に与那国島え帰った。
石垣島の港には、与那国島からの米俵を蔵元の蔵にはこぶため、みんなが集まって作業した。
オジイは、その後もまた猫と中の良い暮らしに戻ったんじゃ。
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なんやかんやしてからに、石垣島の蔵元にそこらじゅうの島の人頭税の米俵が集まった。
そこで、いよいよ、まとめて、首里の都に米俵を輸送することになった。
やがて、米俵は到着した。

米俵
そうしたらな。なんと、米俵がネズミに食われていたのよ。傷誰けの俵を役人が人つづつ調べちょった。
そうしたら、「与那国」の印がある俵だけ無傷じゃった。
これはな本に不思議なこのなんじゃ。
石垣島に集められた米俵は宮古じまやら、石垣島周辺の島のものじゃから、与那国島のが一番遠いのじゃ。
与那国島は石垣島から半月ほどかかる遠い島じゃ。
じゃのに、無傷じゃ。どーゆーこと?
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首里の王様は、その不思議報告受けた。
「不思議じゃの。よし、石垣島へ調査の必要アリじゃ。」
ちゅーことで、役人が石垣島へ派遣された。
そこで知った情報は、与那国島から石垣島の航路には猫がいたことじゃ。

首里城内部
役人は首里へ帰って、王様にその情報を報告した。
「何と!猫か。よし。」
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困っておったんじゃ。城内の蔵に納めてある米俵がことごとくネズミにやらてていたな、その対策に猫を飼っていたんじゃが効果がイマイチじゃた。

ねこだらけ

 

 

 

 

 

 

与那国島の猫の報告を受けた王様は
「そんなら、その猫をオジイから借りてつれてきんしゃい。」
と役人に命令したんじゃ。
役人はえらい迷惑じゃと思うた。石垣島でも大変なのに与那国はとーいちゅーの。
せやけど、王の命令には背けん。今度は命があるかなー。と恐れながらも爺さんの家には安全に到着した。
役人は到着するなり、オジイに言った。
「御主加那志(うすがなしー(王様のこと))が御翁(オジイを「敬った言い方)の猫を借りて蔵の番をさせたいと仰せじゃ。その利口な猫を貸してくれ。」
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オジイは、御主加那志の仰せなので、いやとは言えんから渋々了承した。
「はい恐れ多くも光栄でうs。早速貸してあげます。」
と返事した。そのし、猫に
「遠い都から、お前を所望してやってこられたお役人じゃ。
この人と都へ言ってしっかり、御主加那志の仰せの役目を果たすんじゃぞ。ええな。」
「ミューウ」
ところが、いよいよ、猫をつれて出航しようとすると、船の柱に縛っていたのに消えちょる。
役人たちは船中を必死のパッチで探したが見つからん。どこいったんだ?
念のためオジイの家に行ってみると、おる。
いつの間にか帰ったのじゃ?
見つかってよかったわい。と言いながら、また連れて行った。
出航用意の合間に柱を見るとまたおらん。
また、オジイの家で見つけた。また連れて行った。
また、おらん。どーゆーこと?

無題
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またまた猫を捕まえて船に乗せるとまたまたいつの間にか逃げてオジイの家に帰ってきちょる。
役人は仕方なしに首里城へに帰って、王様に報告したんじゃ。
「あの猫はオジイから離れません。私たちには手に負えません。」
「この役立たず目が!そうんなら、オジイごと連れてこい。」
「ははーっ。」
「すぐに立つんじゃ。急げ!」
「どひゃー!!」
役人たちは、また危険な長い航海に出かけた。

無題
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役人たちはやっとの思いでまた無事に与那国島に到着した。
早速オジイのところへやってきた。
「オジイ。お前もあの猫と遺書に都へ来るのじゃ。王様の思し召しじゃ。」
オジイはぶったまげた。
「わしゃ、何も悪いことはしておらんわい。この木っ端役人目が!わしゃ行かぬわい!」
木っ端役人となじられたが、役人はあわてて、
「そうではない。王様が猫を欲しいのじゃ。だから、ぜひオジイを猫と一緒に来てちょんまげ。
今度は情けない。低々に土下座して尾上倒して頼み込んだのじゃ。
オジイはやっと納得し、
「そんならしゃーない。行ってやるわい。」
「ヘヘーイ!どうもありがとうございます。」
ということで落ち着いて、オジイ一行は首里の都への長い航海に入った。

無題
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オジイが猫をつれて首里城へやってきた。

王様の御主加那志は「おお。よう来た。まったくもって向いりなとのみをよくぞ引き受けてくれた。その猫が利口な猫か。よしよし。早速なのむぞよ。」
オジイは猫に欲言い聞かせた。
「蔵のネズミを退治しておくれ。」
オジイは早速、猫を蔵に入れた。
猫は、やおら蔵に突入するやいなや、あっという間に、片っ端からネズミを喰らった。
暇なく、蔵の中にはネズミが綺麗にいなくなった。

無題
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王様の御主加那志は、えらい喜んで
「こんなに利口な猫はどこにもおらん。
大変な手柄の猫じゃ。礼を言う。
この猫の手柄にに対しオジイに褒美をつかわす。
なんなりと申せ。
その代わりこの猫をくれい。」
と言ったんじゃ。
それを聞いたかどかうか、猫はオジイの顔を見上げて
「ミューウ」
と鳴いた。

無題
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オジイは言った。
「欲しい物は何もございません。王様に喜んでいただけるだけで幸せでございます。今後も引き続きこの猫が御主加那志の蔵のネズミを退治するでしょう。」
と申し上げたのよ。
すると、御主加那志は
「そうか、そうか。それは貴徳の心じゃ。
それでは、褒美に親雲上(ぺーちん)の役名をさずけよう。」
ベーちんは与那国島の役人の最高のくらいじゃ。

無題
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オジイはたいそう喜んだ。
「助けてやったあの山猫の手柄で、そんな貴い位までいただき、
こんな栄誉なことはない。」
オジイは、猫を御主加那志に差しあげて、帰る前に猫に言った。
「もっとよく働き、御主加那志にご孝行せいよ。」
オジイは与那国島への航海に着いた。

無題

 

 

 

 

 

 

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オジイが首里の都から帰っていきた。
「ミューウ」
驚いたことに家の中から猫の声が聞こえるんじゃ。
「どうーやって帰っていきたのじゃ。」
オジイは涙を流して猫に頬ずりした。

無題

 

 

 

 

 

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与那国島ではこの猫のことを 「与那国の猫小(まやーぐぁー)」と言う歌で伝えてるんじゃ。

無題

その歌では、 「与那国の猫は、鼠(うぇんちゅ)騙しが上手で、 与那国の女は男を騙すのが上手。」 だそうな。

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無題

現在、大川家の先祖となるこの大川雲親上(ぺーちん)のお墓 は割目(わりめ)という所にあって、子孫達がちゃんと掃除して祀っているんじゃよ。

無題

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